宮古島の記憶2004


2004.07.13-16



 旅の手配は、オリオンツアーで、3泊4日でひとり\71,800&滞在中レンタカー1台\11,000(+現地免責補償料\6,300)。
 色々なパックを比較してみましたが、今年は沖縄ブームのおかげで?例年より各社割高で直行便が選べるものが少ないようでした。


1日目7月13日(火)晴れ時々曇り

JTA021(羽田7:30→宮古10:25) → ハナシロレンタカー
すむばり → 池間島 → クマザ農園 → 新城海岸 → 東平安名崎 → あぱら樹 → サンエーホテルブリーズベイマリーナ

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 今年も宮古島にやってきました!久々の直行便でらくらくの上陸です。

 今回のレンタカーはハナシロレンタカーでしたが、配車はかなり古い車種。古くてもいいんだけど、キーロックが運転席のドアで一括で出来ないのは、今時とっても不便。旅行中、車に乗るとき降りるとき毎回ついつい一人で愚痴ってました。(せっかく「癒しの宮古島」にきたのにね、、、)

 気を取り直して、初日の昼食(朝食も兼ね)は、恒例の狩俣の「すむばり」でタコ料理。具沢山の「すむばりそば」を注文して待っていると、お客さんが続々とやってくるものの、開店間際だったのでまだ麺が納品されていないらしく、麺類は自分たちの分以後一時オーダストップの模様。周りの人には悪いけど、ちょっとラッキー!
相変わらず柔らかく美味しいタコと、ボリュームに大満足。

池間島
 今回は特に池間島で泳ぐ予定はなかったのですが、池間大橋周辺からの海の青さは外せません!池間島への向かうと途中雨がパラパラ落ちてきたりの不安定な天気。宮古島側のパーキングで眺望を楽しんでいると、沖合いに竜巻も!パーキングで隣り合わせた地元の漁師さん?も、「あの竜巻の下は、たいへんだー」みたいなことを言ってました。(多分、、、)
 でも、海の青さはさすがです。島内をゆっくり一周して新城海岸に向かいます。

 今はまさにマンゴーのシーズンなので、道筋にマンゴー直売場の旗看板がいくつか揺れています。車で走りながらいくつか店定めして、立ち寄るタイミングを逃しつつ、ビニールハウスが近くにある直売所(といっても普通の民家)に立ち寄しました。ジロー楽園の近くのクマザ農園。今日ホテルで食べる用とお願いすると、格安でふぞろいのマンゴーたちを分けていただきました。


新城海岸
 この時間からでは吉野海岸は車も人もいっぱいだろうと思い、初日は新城海岸で過ごすことにしました。
 案の定、5組位しかビーチにはいなくて、初めて宮古島発上陸するのに合わせて購入して以来日の目に出る事のなかったビーチテントを今回初めて設営するので好都合。なかなか組み立てられないと、周りに迷惑だし、ちょっと恥ずかしいし、、、でも案外簡単に組み立てることが出来、入ってみると風通しもよく「UVカット仕様」(本当か?)だけあって、日差しを遮り快適!こんなことなら、毎年宮古島に持ってくるんだった、、、
 海の中はそこそこの透明度で、浅瀬には海草が生えていて所々珊瑚があります。誰かがマーキングにために置いた浮きの下には、クマノミとその住み家のイソギンチャクがいます。
 雲が日を時々遮るあいにくの天候でしたが、宮古の日差しに徐々に慣れてゆくために、始めはこの程度がいいかな。

東平安名崎
 池間大橋と同じく、宮古島で外せないのがこの岬。いつ来ても美しい風景です。4,5月にはテッポウユリやグラジオラスが満開で更に美しいとのこと、一度そのころに見に来たいものです。

 ホテルにチェックインし展望浴場でひと風呂浴びたあと、平良市内へ夕食に。今日はメニューが豊富なあぱら樹で、あぱら樹定食をいただきました。ソーキ・刺身など盛りだくさんの定食でお気に入りです。
 ホテルへの帰り道、スーパーのサンエイで、沖縄モノ、今夜のオリオンビールとつまみ、そして明日の飲み物とおやつを物色です。例年のさんぴん茶、シイクワシャードリンクに加えて、今年は新たに沖縄伊藤園の充実野菜 ゴーヤミックス・シイクワシャーティーを発見!充実野菜はほのかなゴーヤの苦味がさわやかで、健康になれそう。
2日目7月14日(水)晴れ

平良港 → 佐良浜港 → 粟国商店 → 佐和田の浜 → 下地島空港 → 中の島海岸 → 下地島空港 → 民宿まるよし

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 ホテルの朝食をたらふく食べて、伊良部島に出発ー!

平良港
 時間を気にせず出発したので、平良港へは伊良部島への一番フェリー出発時間にギリギリ間に合ったのものの、さすがに始発は満車で一本待つことになりました。フェリー会社の人の指示に従いバックでフェリー埠頭に車を泊め、ラジオを聞きながらフェリーに積み込む荷物をパレットに載せ機敏動き回るフォークリフトや、カツオの販売の様子を見ていると、次のフェリーが入港してきました。伊良部からの車が出てきた後、緊張のバックでの入船ですが、SD(SuperDangerous?)カード保有のペーパードライバなのでビクビクしながらハンドルを握ります。幸い一番の入船だったのでスムーズに車を入れることが出来ました。昨年は一番最後の入船で車のドアが開けられないほどギリギリ詰め込んだので、車内に閉じ込められたまま渡航したのですが、今年は上の操舵室の横で海を眺めることが出来ました。
<右の写真が、バックで入船する模様。操舵室横より>

 伊良部島に到着し、佐良浜の急な坂道を登りきると急にスコールがやってきましたが、すぐにまた青空が戻ってきました。まずは電話で予約しておいた国仲地区の中心部にある民宿まるよしに、挨拶に伺い駐車場の場所などを確認しました。ついでに近くの粟国商店で、本日の昼食のうずまきパンと飲み物を買い込みました。

伊良部空港
 今回の旅行最大の目的である伊良部空港のジェットのタッチ&ゴー(しかも北側滑走路からの着陸)を見に空港に向かいます。車を走らせながら遠くから聞こえ・見えるジェットにワクワクです。
 前回は残念ながら海に迫出した北側滑走路では離陸しか見れなかったのですが、今回ついに海面すれすれのジャンボが着陸してくるのを見ることが出来ました。海の青が機体の金属色に写り込み、ジェットが真近い迫って風景にはホント感動したーぁ!さすがに前回着たときよりギャラリー?も多く(とはいっても6,7組)、無線機・長玉のカメラを持ったマニアも多かったです。  日差しを遮るものがまったくない滑走路脇なのでとっても暑いのですが、フラフラになるまで15分位の間隔で離陸してくるのをしばし見入っていました。
中の島海岸
 フラフラのまま、次は中の島でビーチテントを設営。やっと海に入ってクールダウン&さんぴん茶で体の中からクールダウン。あとはテントの中でゴロゴロ、シュノーケリングでプカプカとのんびりモードです。
 今日は伊良部で泊まりなので、本当にのんびりしていると気がつくとビーチで最後の一組になっていました。伊良部日帰りの人が多いのか、みんな滞在時間は結構短いようです。

佐和田の浜
 宿にチェックインしシャワーを浴び、一休み。日の長い沖縄の夕暮れを待って、夕日を見に行こうと思って宿の時計を見ていたのですが、やられたー。時計が1時間遅れているぅー。(カーテンを閉めてたので気づかなかった。)既にかなり薄暗くなってから、急いで佐和田の浜・伊良部空港へ。
 日は既にとっぷり沈んだあとでしたが、偶然にも空港のイルミネーション?誘導灯?が点灯する瞬間を見ることが出来ました。

 宿に戻ってから1階の食堂で、夕食です。まずはオリオンビールで乾杯!てんぷら定食とゴーヤチャンプルーをいただきましたが、そのボリュームには驚き!定食は二人前はあるボリューム、チャンプルーは単品を注文したつもりでいたのですがご飯付だったようで、しめにそばを注文しようと思っていたのですがそれには及びませんでした。おいしかったー。

3日目7月15日(木)晴れ


粟国商店 → 中の島ビーチ → 佐良浜港 → 平良港 → MaxValu → イキャバル → ホテルブリーズベイマリーナ

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まるよし
 朝、目覚めて窓を開けると、小学生達の時間のようで元気な声が聞こえてきました。今日もいい天気だー!!
 食堂で朝食をいただきながら、予定をたて宿を出発します。こじんまりとしたとてもきれいな宿でした。
 車に乗り込む前に昼食と水分確保のため、今日も宿のお隣?の粟国商店に買い出しです。おばーとお孫さんが店番をしている小さなお店でしたが、品揃えは充実です。パンとおむすび、さんぴん茶、そして昨日から気になっていてマンゴーを購入。この時期宅配便の「マンゴー割引」があるようで比較的安く本島に送ることが出来るようです。ちなみに実家の長野と埼玉に送り大好評でした。(ちなみに、発送後それぞれに食べ方(剥き方)を説明しました。)宅配の用紙を書きながら、色々おしゃべりしてとても良い思い出になりました。


中の島海岸
 今日は流石に一番のりで、岩陰の特等席を確保です。テントを張らずにすみ更に涼しいぃー!
 海の中は昨日より澄んでいて、深い珊瑚の森まで見回せてシュノーケリング堪能。今日もラスト2組になるまで、このビーチで過ごしました。


渡口の浜
 宮古島・来間島が見渡せる白い浜です。
 滞在期間、ずっと強い風でこの浜では遊べませんでしたが、きれいなビーチでした。

伊良部空港
 今日も帰り際に来てしまいました。

佐良浜漁港
 出発時刻よりだいぶ早く港に到着し時間つぶしです。宮古⇔伊良部便のフェリーは、2社あるのですが往路ではやて海運の往復券を購入していたので、海に向かって右側の乗船口の付近に車を停め待っていると、徐々に観光客のレンタカー、スクータなど徐々に集まってきました。フェリーが入港してくると、さまざまな車両が下りてきて、中には建設資材を積んだトラックなどもあり、この島で家を建てるのも大変だなぁーしみじみ感じてしまいました。
 乗り込み出航して間もなくスコールがやってきて、伊良部島は雨に包まれましたが、島から離れると雨はあがりまた暑い空が戻ってきました。

イキャバル
 夕食は是非ともそばが食べたくて、ホテルの近くの丸吉食堂に向かいましたがお休み。次に目指したシギラもお休み。もーそばを諦め宮古島オンライン−ゆんたく広場でよくお見かけするパスタ屋マーメイドへ、、、お休み。
 仕方なく平良市街へ向かおうとすると、国道390号の宮古島東急リゾートへ曲がる交差点で「そば イキャバル」の小さな看板を発見。あまりの小さな看板に、営業していないのでは?製麺所か?と半信半疑でその看板のなる細道を進むとまたもや看板が出現!ちょうど下地町役場の裏手あたりでしょうか。車を降りて営業してるのか訪ねてみるとご主人が外まで出てきて歓迎されてしまいました。
 店の中では既にご主人と近所のお仲間の飲み会が始まっていて、注文のそばを作リ終えるとまた飲み会に戻って泡盛を振舞っていただきました。(ビール以外)お酒は弱いので、そばといっしょにやっとの思い出一杯飲み終えると更に一杯、、、。カツオなど他のつまみもたくさんあると、再三飲み会に誘われるも今日は疲れていて明日もあるのでご辞退させていただきました。なんでもこの飲み会は日課のようで、幼馴染同士いつも飲んでいるとのことです。焼酎をビールで割って飲むこともあるそうです。(そごーっ)最後に畑で取れたスイカまでいただいて、おいしいそばと(所々分からなかったけど)楽しいおしゃべりでお腹も心も充実した時間を過ごしました。
 当然のことながら、ホテルへは妻の運転で帰りました。(ふらふら)

4日目7月16日(金)曇り時々晴れ


吉野海岸 → ホテルベイブリーズマリーナ → ユートピアファーム宮古島 → サンエー → あぱら樹
→ 宮古空港 → JTA022(羽田19:25→宮古22:05)

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吉野海岸
 最終日は、宮古島一押しの海岸 吉野でのんびりです。朝食後のんびり片付けをして出発したのですが、駐車スペースはらくらく確保できました。天気はあいにく晴れたり曇ったりでイマイチ。
 今回吉野おじさんは不在のようで、おじさんの家も様変わりしていて、昼頃からは別の若い方が来て何か作業されていました。

 リーフの先は波が荒く、浜辺でも若干流れが速いものの透明度は抜群!今回訪れた海岸の中でダントツです。
 今回の旅行直前で購入したデジカメ+マリンパックで撮りまくりです。これまで減塩の水中カメラだったので、水中の写真は現像してみてダメーッで、撮りなおしが利かなかったのですが、デジカメは水中で画像が確認出来るので大変便利でした。以前の水中写真よりきれいな写真が撮れるようになった?かな?


 昼過ぎ吉野を引き上げホテルに戻りロビーで荷作りをして宅配で発送、帰りの飛行機の時間まで時間調整です。
 ホテルから平良市街地に向かう途中、ユートピアファームで噂のマンゴーソフトといただきます。お食事だけなら入園料要らずで立ち寄ることが出来るのがよいですね。ソフトは噂どおり濃厚でボリュームもあり大満足。宮古島にきたらまた食べたい逸品です。
 あとはサンエーで地元食材をお土産に購入、相変わらずあぱら樹で最終時間調整。
宮古祭り
 たまたま宮古祭りの初日にあたったので、商店街で子供たちのオープニングパレードのスタートを見ることが出来ました。もう数日旅行が延ばせたら、オリオンビールフェスタなんかも見られたにのに、、、




 今回の旅は、待望の伊良部一泊と伊良部空港のジェット着陸を真近に見ること出来大変満足なものでした。次回は他の離島へ、、、と思いつつやっぱり宮古島にきちゃうかも■



使用デジカメの紹介
CASIO EXILIM ZOOM EX-Z40 シルバー
 この旅のために、直前に発売されたWaterproof Caseともに購入し、コンパクト・レリーズのレスポンスの良さ・電池の長寿命・画質の良さと大いに満足しています。
 電池寿命は、3泊4日の旅行中512MBのSDカードに(かなり撮影し直しもして)結局200枚強撮影しましたが、帰り際に電池目盛り1つ減っただけで、換えの電池も必要なく使用できました。
 一度デジカメをWaterproof Caseに入れて海水に浸けてしまうといつCaseから出していいものか悩ましい問題があり、結局ずっと入れっぱなしで使ってました。Caseにいれるとファインダーが使用できないため、さすが沖縄の炎天下で液晶のみので撮影するのは見辛かったですが、、、




オキナワン スタイルのイラスト素材を使わせてもらってます。


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