宮古島の記憶2003


2003.09.27-30


今年二度目の沖縄離島の旅に行ってきました。9月27日(土)〜30(火)初秋の宮古島への旅。沖縄病がなかなか抜けません、、、
9月11日の台風14号の影響で、数日前まで停電している地域があったなど大きな被害が出ている中の宮古島旅行となりました。
被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。
旅の手配は、恒例のスコティッシュステイサービスで、3泊4日でひとり\59,300&滞在中レンタカー1台\15,000。いつものJTA直行便プランは航空機の確保が出来なかったため、ANAの那覇経由プランとなりました。また直前に台風14号の影響で宿泊先のブリーズベイマリーナの空調設備が破損しエアコンが使えない部屋になる場合があるがキャンセルするか?と代理店から連絡がありましたが、ここは覚悟を決めて決行としました。(でも、やはり暑がりの私としてチト心配、、、)


1日目9月27日(土)晴れ

ANA991 6:55羽田→9:25那覇。那覇への始発便なので満席。離島便と違いバスに乗ることなく搭乗出来るのはよかったのですが、家族連れが多く非常に騒がしい。前後の席が子連れだったのでシートを蹴るは騒ぐはで、珍しく一睡も出来ませんでした。那覇では、宮古島への乗り継ぎに時間があったので、JAL系搭乗口までお散歩して時間をつぶしました。搭乗口の売店で売られているブルーシールの紅イモソフトは美味しかった〜。
ANK171 10:50那覇→11:35宮古。流石、離島便は空席もあり静かで快適、あっと言うまに宮古島です。
空港の案内カウンタで「宮古島タウンガイド」と、んむ今年から加わった?「んみゃ〜ち 宮古島・ガイドブック」をゲット、レンタカー屋にゴー。
すむばり食堂
まずは腹ごしらえ。西平安名崎方面のすむばし食堂を目指します。街中は台風からの復旧は進んでいるようですが、市外に向かうについれ電線が道路に放置されていたり、街路樹が横たわっていたり、、と被害の大きさが伺えます。到着すると、たくさんの工事車が。丁度昼時なので、復旧工事の電気・電信工事の方々も昼休みに来ているようでした。よく考えると今日は土曜日、しかも車は県外、広島ナンバーのネオメイト中国までありました。本当に頭が下がります。
店内はほぼ満席で、ひとテーブルだけ空いていました。注文は、タコご飯とすむばりそば。相変わらすここのやわらかいタコは、たまりませんのぅ〜。

池間島
まだ関東の服装(長袖・長スボン・靴下)で暑苦しいので、池間大橋の入り口の駐車場で南国ヴァージョンに着替えます。駐車場からは池間大橋が臨める他、美しい海の向こうに大神島も見ることが出来ます。橋の上からの眺めは更に素晴らしく、場所によって海の色が変わって見えます。
橋を渡り道なりに島を時計回りの行くと灯台が見えてきたので、そろそろ次の目的地ロープの浜(通称?)を探します。噂よるとその浜は、この灯台の先あるとのこと、、、ゆっくりそれらしき入り口が無いか探しながら進みます。すると反対車線に側に駐車スペースがあり、一台車が停まっています、ここかな?車を停め海を見に行くと、確かにロープと降りられる階段らしき道がありました。
まずは、浜を偵察。東側に行くと池間大橋から見えたのと同じ美しい色の海が広がっています。正面は日差しの加減もあってか普通かなぁ。とりあえずシュノーケルで泳いで見ると波が強いせいか透明度は悪いものの魚はいます。ただ波・風が徐々に強くなってきてたので今日のシュノーケリングはあきらめ、浜の散策とお昼寝で過ごしました。

ひろちゃん食堂・ブリーズベイマリーナ
早々と浜から引き上げ、スーパーのサンエーで飲み物やおやつを買い込み宿泊先のブリーズベイマリーナに向かいます。こちらの道筋も真新しい電柱が立ち並び台風からの復旧がうかがえます。
空調が動かないのが心配でしたが、部屋は幸い個別空調でクーラーが使えました!!ふー。
お気に入りの展望風呂で入り、今日の夕食は近場のひろちゃん食堂ですまします。ホテルの目の前なので、運転の心配なく思う存分オリオンビールが楽しめます。


2日目9月28日(日)晴れ

本日は伊良部島へ足を伸ばします。
佐良浜港→白鳥崎→佐和田の浜→下地島空港(北側)→通り池→渡口の浜−(戻って)→下地島空港(南側)→中の島ビーチ→下地島空港(北側)→佐良浜港
下地島空港
下地島空港は日本で唯一の民間ジェット機のパイロット訓練空港らしく、ジェット機がタッチ&ゴーを繰り返すのを見ることが出来ます。この日は北方向に離陸、伊良部上空を15分位かけ旋回、南から着陸し又離陸の訓練をず〜っと繰り返していました。この15分位が曲者で、ついつい「あともう一回!」とその場を立ち去ること出来ず、何度も見入ってしまいました。
北側は海に滑走路が迫り出していて景色的によいのですが、離陸は早めに機体が上昇してしまうのでこの日はよい写真が撮れません。南側は離陸なので比較的低飛行の真下でジェット音を体験することが出来ました。

中の島ビーチ
仲地地区の商店でパンと(スティックタイプ?の)サータアンダギを昼食に購入し、いざ中の島ビーチへ。沖には何隻かダイビングのボートが停泊しており、期待の出来るビーチです。南側の岩陰には既に人でいっぱいだったので、日陰ではないものの中央の小石の浜に陣取りシュノーケリング開始です。

岸辺直ぐに今まで見たことのない波形の珊瑚が密集しており、魚もたくさんです。更に沖に進むと急に深くなり珊瑚が広がります。ボートでアクセスするのと同じポイントまで簡単に泳いで行くことが出来るので、泳いでいて飽きません。また入り江になっているので波の影響が少なく安心な点もグッドです。

帰りの船の時間を考慮し余裕を見てビーチを出発しましたが、またまたジェットの離陸に見とれてしばし足止め、、、。それでも予定より1便早い船に乗ることが出来、無事ご帰還です。

おふくろ亭
予定より早く戻って来れたので、時間によっては満席で入れないと噂のおふくろ亭で夕食をいただくことにしました。
伊勢海老定食・紅イモフライ・島らっきょなどを注文しました。うにソースの伊勢海老は美味、定食の小皿もボリューム満天で美味しく大満足です。

夜、ホテルでビールを飲んでくつろいでいると、突然停電!?フロントに電話すると全館停電とのこと。まだまだ台風の復旧が完了していないのかな?
幸い外は丁度よい温度なので、照明が落ちているこの機会にホテルのビーチチェアで星空を楽しむことに。満天の星空に天の川が横たわり、流れ星も見ることがでしました。しばらくするとホテルの電気が復旧してしまい(?)またホテル周辺は明るくなりました。

3日目9月29日(月)晴れ

東平安名崎
昨晩の美しい夜空が忘れられず、早起きして星空と朝焼けを見に出かけることにしました。
東平安名崎の朝焼けに合わせ4:30起きでホテルを出発、途中適当な路肩に車を止め夜空を見ましたが、既に空は白み出し昨晩のような満天の星を見ることは出来ず星空ウォッチングは諦めました、、残念。東平安名崎に到着すると既に1組朝焼けウォッチャーがいて、日出の6:30頃には2,3組が集まっていました。
薄暗い中で周期的に点る灯台の明かりと、昇ったばかりのオレンジの太陽の光が、昼間見る岬とは違う荒涼とした表情を作り出します。
太陽が一度水平線から昇ってしまうと、あとは沖縄の日差しにまっしぐら。朝日に押されてホテルに戻りました。

吉野海岸
朝食後、早速吉野海岸へ向かいます。坂の上から見ると今日は波が高くシュノーケリングは難しいように思いましたが、一応浜まで降りて見ることにしました。駐車場に人懐こい野良犬がいて、浜までお供してくれました。浜から見ると一段と波の高さは強烈で、今日は潮が引くまでシュノーケリングはおあずけのようです。それでも子供たちは待ち切れず、岸で泳いでしました。
しばらくパラソルの下でゴロゴロして、昼頃潮も引き出したのでシュノーケリングを開始しました。波の影響で流れは速いものの、海の中はこれまでで一番の透明度で、クリアな視界が広がっています。しばらくすると人出も多くなり、フィンで珊瑚を蹴飛ばす、珊瑚の上に平気で立ち上がる人たちも出てきてチョッと興ざめ。もっと珊瑚を大切にしてほしいな。吉野海岸みたいに近場で珊瑚が見られるところでは、フィンは不要だと思います。アクアグローブが便利かな。

宮古そば@丸吉食堂・サンエイ・マックスバリュー・モンテドール
夕方一旦ホテルに戻ってシャワーを浴び、早い&軽い夕食をいただき、そして街にお土産を買いに。
まずは宿泊しているブリーズベイマリーナから近い国道390沿いの宮古製糖所の近くにある丸吉食堂へ。こちらのソバはニンニクに効いたスープと麺のバランスは絶妙。スープを飲み干してしまいました。また食後にいただくサトウキビ味キャンディも格別。もー一本食べたくなっちゃいます。
サトウキビの余韻に浸りながら、市街地のドライブ。地元スーパのサンエイ&マックスバリュー(離島に強いAEONグループ)で前回実家に送って好評だったソーキソバや海ブドウなどを、モンテドールで宮古島銘菓バナナケーキを購入。
4日目9月30日(火)晴れ

吉野海岸
今日も朝から吉野海岸へ。
相変らず波が高く、今日は流れがパワーアップしてます。海に向かって右→左へ急激な流れがあり、まるで流れるプールのよう。この流れを利用して右の浜からエントリーして見たいと珊瑚のところで頑張って泳げば、けっこう楽し!

あぱら樹・サンエイ
最終日なので午後は早めに引き上げ、帰り荷物を宿泊したホテルから発送、早めの夕食をいただきます。最終日の夕食は空港に近く・気軽に沖縄料理が食べられるので、あぱら樹が定番になりつつあります。今回は、ソバ定食・ソーキ定食といただきまた。各定食ともボリューム満点で美味。
飛行機の時間までたっぷり余ってしまったので、最後にまたまたサンエイに買い物に。ホテルでのつまみに買って美味しかった伊良部産の鰹佃煮「ふぁいみーる」(「食べてみてください」の方言)、
一部で話題沸騰?の宮古特産「ミキ」(キャッチコピー:飲む極上ライス)、
こちらも極一部で話題沸騰の米国産”Root beer”を購入。

帰路は、18:50宮古発→19:35那覇着・20:00那覇発→22:20羽田着のANA。宮古発の機材到着が20分近く遅れたため、那覇の乗り継ぎが小走りでしたが無事帰宅することが出来ました。
来年もいくぞー!今度はもっと伊良部満喫でスケジュールをたてよう!と思うのでした。■





オキナワン スタイルのイラスト素材を使わせてもらってます。
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