石垣島の記憶2003


2003.06.19-23


今年も待望の沖縄離島の旅に行ってきました。梅雨明け直前の6月19日(木)〜23(月)、石垣島を基点に離島巡りの旅です。
前日は台風5号が石垣島を直撃し東京からの石垣直行便は欠航、沖縄からの石垣便も昼過ぎ位まで欠航していたようです。

1日目6月19日(木) 曇り@東京・・・

JTA71 6:30羽田発 石垣直行便。
石垣島に到着ぅー!と思っていると、突然厚い雲に覆われ景色が一変灰色の世界へ突入。雲が晴れると竹富島?黒島?がと小さな島が見えてきます。通り過ぎちゃったのかな?と思っていると、機長のアナウンスで厚い雨雲をやり過ごすため石垣空港を通過、旋回して再度着陸をするとのこと。納得。戻ってくる頃には厚い雲は晴れ街並みもよく見えました。石垣空港は滑走路が短くかなりの急減速が必要とされるようですが、なかなかスムーズな着陸で恐るべしJTA。
タラップを降りるとバスのお出迎えで空港建物まで。バスはグルッと転回、数秒走るとそこに小さな空港建物が。雨が少し降ってからバスなのね。歩いた方がバスの中で待っている時間より早かったかも、、、。空港からワゴンで予約しておいたレンタカー屋さんへ移動。5日間のお供は、Vitz・ナビ付です。
少雨の中、まずは離島便に乗るための駐車場のリサーチを兼ね市街地と離島桟橋の偵察です。桟橋の東側には広い無料の駐車場があり一安心。
丸八そば
始発電車に乗るため3:30起きしてから、何も食べていないので空腹もそろそろ絶頂に達しております。ここは石垣一?と称される丸八そばの八重山そばを頂かねば。商店街から少し離れたところありますが、駐車場もありレンタカー利用者には便利です。ちょうど正午前で、一番客だったのかお客さんはまだいませんでした。お味は絶品、だしと麺そしてカツオなまりが程よいコンビネーションです。
玉取崎
台風の影響かまだ突然のスコール・霧雨を繰り返しているので、本日はシュノーケリングはあきらめ島内ドライブです。国道390号(島の東側の幹線)を北上し最北端を目指します。玉取崎で短パンに着替え、展望台に行って見ました。あいにくの雨空でしたが、逆に北に見える北に見える山々が南国密林の山のようで、日本離れした景色が見られました。また展望台の周りには、ハイビスカスの花が咲いていてとてもきれいです。
平久保崎
最北端の平久保崎の展望台へも行きましたが、この頃はかなり雨も降りしきり、とりあえず行ってきたレベル、、、
平久保崎入り口から更に道が続いていたので行ってみましたが、やっぱり行き止まりでした、、、
帰り道、商店の店先で何やらフルーツの販売無人販売を発見!パイナップル(200円)・パッションフルーツ(50円)を買ってみました。パッションはドリンクは飲んだことはありましたが果実ははじめて、一回り小さい軟式庭球のボールみたい。ホテルで食べて見たのですが、パイナップルは芯まで甘く美味しい(芯が無いみたい)。パッションは中が空洞でそこにメロンの中心のような種と果肉があり、果肉は甘すっぱい、例えが悪いですがかえるの卵みたい、、やはりジュースとお菓子に加工した方がおいしいものらしい。
ヒルギ(マングローブ)@吹通川
通りかかるとパーキングでカヌーのツアーが見てたので立ち寄ってみました。パーキングから階段で川辺に下りることが出来、ヒルギを真近に見ることが出来ます。水辺にはたくさん小さな魚、カニがいます。
雨がまた降り出したので、明日行く予定の米原ビーチを車の中より偵察、ほぼ島内を一周してホテルに到着。今回お泊りは石垣シーサイド。石垣島にはビーチに面したホテルが少なくて選択の幅がないですが、このホテルは景観も施設も充実していてなかなかGood!です。部屋がとにかく広い!最上階の開放的な窓からは底地(すくち)ビーチが一望、すばらしいっ!
焼肉金城
一休みした頃には日差しも出てきました。夕食は市街地まで出て石垣牛をいただくことにしました。何でも石垣牛はあの松坂牛の交配元のお牛さんなので、その味は確か、石垣にきたら食べねば。
涼しいお店に入ってまずはやっぱビールでしょう!地ビールを注文しました。このビールの美味しいこと、ピルスナーでしたっけのど通りのよいスムースはビール。「石垣島マリンビール」青いラベルはしっかり覚えました。帰りに酒屋さんで探して見よう。
メインに注文した金城セットにはお肉の他ミニビビンバまでついてきて、それだけでかなりのボリューム。甘味のあるお肉はこれまで食べたことのない美味しさ。以上で満腹。いろいろ他にも食べて見たかったのに残念。
帰りに地ビール、オリオンビール<BEGIN缶>とおつまみを買って帰りました。


2日目6月20日(金) 晴れ/曇り

雲が少し多いですが朝から晴れ。朝食のバイキングをチョッと食べ過ぎくらいいただいて、今年初めての海に急ぎます。
米原ビーチ
ビーチは平日とゆうこともあって、人出は少なくのんびりムード。パイナップルみたいな木の下の日陰に陣どっていざシュノーケリング開始。
宮古島の吉野海岸ほど水はきれいではありませんが、水辺で様々な魚が見ることが出来き、特にルリスズメがたくさんいてその青さが際立っています。
近くに小さな川があって海への注ぎ口に白い砂の砂洲が出来ていて見た目きれいですが、ここは川の周辺なので流れあるかもしれませんので小さなお子さんにはチョッと危ないかも。全般的に弱い流れがあるのでハブクラゲもいないようで、安心して楽しめるビーチです。
ラーメン@海人倶楽部
お昼はビーチ近くでソバ屋を探していたのですが、暑さのあまり一番最初に見つけたラーメン屋さんに入ることに。
味わい深いスープと麺のコンビネーションがよく、汗をかきかきスープを飲み干してしまいました。(@600円)
食後も海に入ったり、お昼寝したりのんびりすごし15:00頃ビーチをあとにしました。帰りに川平湾で紅イモソフトクリーム(@300円)をいただきながら海の色を堪能、ホテルの戻りました。
グルクン料理@八重山村[えーまむら]
今日も夕食は市街地まで繰出すことに。桟橋の駐車場に車を泊め市役所近くの郷土料理のお店へ。定番のグルクン料理・チャンプルーをいただきました。


3日目6月21日(土) 快晴

朝から快晴で部屋からの底地ビーチの眺めもすがしがしいー。今日は竹富島で一日を過ごします。昨日までは波照間島に行こうと思っていたのですが、ホテルの人の「この時期外洋を通る波照間便は風で揺れますよ〜、、」の言葉で波照間行きは妻に却下されました。(泣、ホテルに人に訊かなきゃよかった、、、)
竹富島
離島桟橋から竹富島への高速船は1時間に2本ほど出ているため、それ程時間を気にせずにホテルから桟橋に向かいました。特に安栄観光の朝の便はそれほど混雑はしていません。
港内はたくさんの船の往来があるのでスピードは出しませんが外に出ると竹富島へは10分位で到着、桟橋にはレンタサイクル・牛車・民宿などのワゴン車がお出迎えです。私たちは友利レンタサイクルのワゴンで街中のお店まで連れて行ってもらいました。お店から自転車で数分、第一目的地であるカイジ浜(星砂の浜)へ。星砂はそう簡単には見つからないですねー、星砂探しには早々に見切りをつけ、暑さで?お疲れの猫さんたちとしばしお遊び、そして本命のコンドイビーチへ自転車を走らせます。
コンドイビーチ
ひたすらの白い浜。すこし沖のほうに砂の島?が見えます。
パラソルを借りて荷物を置くと、自転車で汗だくのシャツを脱ぎ早速海へ。水が思いのほか冷たく流れがあります。少し沖へ歩いてゆくと浅くなり足のスネ位までの深さで更に沖には先ほど見えた砂の陸地があります。当日の満潮は昼頃でしたのがその時間でもどこまでも浅瀬の海でした。見たとおりの砂地の浅瀬なのでシュノーケリングには向きませんが、流れに逆らって泳ぐ黄色いハゼや砂地に合わせた白い魚がたまに見られます。
ぐるくん
今日もお昼はソバと決めていたのですが、「竹の子」がお休み&また暑さに負けて一番近い「ぐるくん」でお食事となりました。妻はお奨めのカレー、私はこれまた暑さに負けてソーメンとなりました。クーラーが無く扇風機だけの店内でしたが心地よい風がとおり徐々に汗も引いていきました、
食後は島内巡りをしながらミサシへ行ってみました。ここはシュノーケリングスポットとのことでしたが、誰もいなく危なそうだったので諦め、コンドイビーチへ戻ってきました。
戻った頃には満潮を過ぎ、砂の陸地が拡大、海の中に巨大な?砂浜が出現していました。
味噌ソバ@きみ食堂
石垣島に戻りその足で少し早いですが夕食となりました。味噌味の珍しいソバが本日の夕食です。(@500円)炒めた野菜がのっていてまるで味噌ラーメンのようですがやはりソバです。野菜の苦味と味噌の甘味がマッチしてなかなか美味でした。帰り際にサーターアンダギーもいただきました。今まで食べた中で一番美味しいアンダギーでした。これが本物の手造り味なのかな?
早めに夕飯を食べてしまったので、おつまみとビールをマックスバリューで買ってホテルにお帰りです。


4日目6月22日(日) 快晴

揺れる船がダメな妻を、波照間キャンセルを引き換え条件に説得しなんとかBlue Lagoonのパナリ島ツアーを、前日に予約をしました。ふぅー
新城島(パナリ島)
心配していた船の揺れはほとんど無く(高速船の後ろで立つ波の影響が一番大きかったくらいで)快適なクルーズで島に到着しました。ビーチはパナリの上地島と下地島が隣接する下地島側。途中、竹富島・黒島・小浜島・西表島そしてパナリ島の上地島が両サイドに見えます。
午前中はビーチ周辺でシュノーケリング。今回はじめて体験シュノーケルとして、スーツ&フィンを借りて潜ってみました。スーツは日焼けを防ぎ、プカプカ浮くのでとても快適ですが、フィンは無いよりは早く泳げるものの足首の動きがまだまだ上手くいかず、空回り気味。むー奥が深い、、、
ビーチ前の海は砂地なので魚はほとんどいませんが、桟橋の反対側には珊瑚がたくさんいてクマノミなどを多くの魚を見ることが出来る。スーツとフィンのおかげで、安心してちょっと沖までいけます。それにしてもここの水はとてもきれいで、遠く(深く)まで見渡せます。
午後からは船で上地島と下地島の中間の少し深いポイントに移動、そこで体験スキューバ班とシュノーケル班に分かれ潜ります。船より少し離れたところに浮きがあり、そこでは餌付けされた魚たちがチョッと怖いくらいの勢いで群がってきます。さらにガイドさんの案内で移動すると、クマノミの群生地帯に突入。近くに寄るとイソギンチャクに隠れているクマノミがアタックしてきます。他のところのクマノミよりかなり勇猛果敢です。
泳ぎ疲れて他の人達より早めに船に上がり休んでいると気分が悪くなった。停泊している船の上が一番船酔いしやすみたいだ。風をきって進む船の上はなんでもなかったにのね、、、そうこうしているうちにパナリツアーもおしまい。心地とよい海風と波に揺られてウトウトしていると既に船は石垣の湾の中で、、、
海の家族
チョッと疲れたので今日の夕飯は近場ですますことにしました。ちょうど車で数分の川平付近で通りがかかるたびに気になっていたお店海の家族があったのでそこに決定です。八重山ソバとゴーヤチャンプルーをいただきました。さっぱり系の味付けでやさしい美味です。また窓・テラスからは川平湾が一望です。

5日目6月23日(月) 快晴

米原ビーチ
ゆっくりチェックアウト、途中昼用に川平の仲間商店でスパムむすび・パンを購入、米原ビーチでのんびりのんびり。
海に向かって左側から泳いでいると、タコ・イカを発見。タコは珊瑚のつぼ状の中に潜んでいてしばらく見ていましたがなかなか出てきませんでした、、、。イカはすごい勢いで沖へ逃げていきました。
最後の石垣の海を堪能し、14:00撤収です。
土産・パイナップル
市街地でお土産を買いに行く途中、八重山民俗園近くの海辺の道沿いにパイナップルの直売所を発見。急遽ここでお土産を購入することとしました。少し小ぶりですが、なんとひとつ50円。たくさん買っても送料の方が高いくらい。さらに手土産に直ぐ食べられる完熟パイナップルをもらいました。(帰宅後直ぐいただきましたが甘甘!)
公設市場・石垣市特産品販売センタ
パイナップルの他のお土産は、石垣市特産品販売センタ周辺のアケード街で購入。職場へは定番のちんすこう、自宅へは黒糖ピーナッツ、自分へはファッションプラザうえはらオリジナル八重山みんさー柄T-shirts。
すば屋ボサノバ
飛行機の時間調整と夕食をかねて、最後の八重山ソバをいただきました。バサノバはTシャツ屋さんの奥で少し分かりにくいところにあります。濃厚なスープがたまらない美味です。なお店員さんも着ていた手前のTシャツ屋さんで行っていた「そばTシャツ」はインパクトあり、買ってくればよかったなー。


以上、5日間の旅は終わりました。離島への船の移動などあり少し忙しかったけど十ニ分?リフレッシュできました。これまで行った宮古島・久米島と比べて自然がだいぶワイルドな印象を受けました。来年はどこの島にいこーかなーっ!



石垣島情報は、小椋さんのアイランド石垣が参考になりました。
また、出発までのお天気情報は、石垣島地方気象台が便利!

オキナワン スタイルのイラスト素材を使わせてもらってます。
みなさんに感謝。


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